グランドホテル [映画]
グランドホテル 1932年
監督:エドマンド・グールディング 原作:ヴィッキー・バウム 出演:グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード、ウォーレス・ビアリー、ライオネル・バリモア
第5回アカデミー賞作品賞を受賞した映画だ。グランド・ホテル形式という映画用語はこの映画から生まれた。 舞台はベルリン。 バレリーナの役でグレタ・ガルボが出演しているので、「椿姫」を期待して見たDVDだ。 *「椿姫」についてはhttp://blog.so-net.ne.jp/mic7/2006-11-26に記しているので、宜しかったら読んで下さい。 グレタ・ガルボが「椿姫」を撮影した時より5年も若い年にグランドホテルを撮っている。でも、私には「椿姫」の方が若く綺麗に見える。わがままなバレリーナという役どころによるのだろか。そのわがままなバレリーナの宝石を狙うのが、ジョン・バリモア。「なんとかホテル」タイトルについたからには豪華なメンバーが求められる。と、いうのはどうかだが、でも、すごいキャスト豪華なキャストなのは確かだ。それより、限られた時間の中でどれだけイロイロな人の人生が見られるのかがおもしろいところだ。 私はジョージ・ルーカスの「アメリカン・グラフィティー」を見てから、一日での人生ドラマが描かれる映画が好きになった。老人役のライオネル・バリモアがいい味でこの映画をしめている。そして、最初と最後の「グランドホテル 人が来ては去り行く なにもなかったように」セリフが好きだ。 「THE 有頂天ホテル」を見る前に見てほしい一作品。 宝石を狙う役のジョン・バリモア、事業を失敗した役のライオネル・バリモアはあのETのガーティー役のドリュー・バリモアのお父さんや大叔父さんだ。
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