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闇の子供たち   [映画]

闇の子供たち

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2008年日本
監督:阪本順治
出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、プラバドン・スワンバーン、プライマー・ラッチャッタ

タイのスラムの子供の臓器売買、売春がテーマの映画。

阪本監督と知らずに見たし、恥ずかしながら、阪本監督の映画は今まで一本も見た事がない。
この事は本当に行われている事は既に知っていた。
「ショッキングな事実があるという事を伝えるだけなら、NHKやニュースで充分!」と、思いながら
見ていた。
途中で「かなりダレて、ズレて来てるなぁ・・・・・・。」とも、思った。
でも、ラスト約10分で忘れられない映画になった。
隣にいる子供を一人ずつ救っていきたいと、思った。



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デトロイト メタル シティ DMC [映画]

デトロイト・メタル・シティ

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2008年日本
監督:李闘士男
原作:若杉公徳
主演:松山ケンイチ、細田よしひこ、秋山竜次、松雪泰子、加藤ローサ、ジーンシモンズ

青年、根岸宗一(松山ケンイチ)がおしゃれポップミュージシャンを目指して、大分から東京に出てきて、自分の意思とは関係なく、何故かメタルの音楽でカリスマ的に有名になってしまうという物語。「僕のやりたい音楽はこんな音楽じゃない!僕は最低だ!」と、いうのが口癖。

最初にコミックを読んでしまったので、必然的にコミックと比べながら映画を見る事になってしまった。うーん、映画を見てからコミックを読んだ方が良かったかもしれない。コミックを映画化するとどうしてもどこかに感動シーンみたいのが入ってくる。
まあ、それはそれとして、凄かったのは松山ケンイチ。根岸君にしか見えない。クラウザーさんにしか見えない。デスノートの時のLの時もそうだ。クラウザーさんは比較的やりやすい役どころかもしれないが、根岸君の歌い方やくねくね加減がコミックのまま。歌も上手い。「SATSUGAI/甘い恋人」買ってしまいそうになるくらい、どちらも音楽が結構イイ!ジーンシモンズ(KISS)が歌うところにもちょっと感動←年のせい?????


と、いう訳で、私はコミックのDMCにハマッているという事です。
そして、私はみんなにデスレコードの社長にソックリと言われているという事です(T。T;)



デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)

デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)

  • 作者: 若杉 公徳
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/05/29
  • メディア: コミック



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休暇 [映画]

休暇

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2007年 日本
監督:問井肇
原作:吉村昭
出演:小林薫、西島秀俊、大塚寧々、大杉漣、柏原収史

小林薫演ずる刑務官。
西島秀俊演ずる死刑囚。


人の命に関わる人はこれほどに幸せを掴んではならないのか。
搾り出した様な幸せ。

小林薫と西島秀俊の演技があまりにもリアルで、残酷だ。
そして、「休暇」というタイトルも心の琴線に触れる。
カットバックで映画が進んでいくが、これも残酷さを増していた。
見ていて、かなり辛い作品だった。
でも、良い作品だったと思う。
見終わった後、しばし、呆然。

すぐに電車に乗る気にもなれず、もちろん、どこかのお店に入る気にもなれず、
とうとう、1駅歩いてしまいました・・・・・。
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MY BLUEBERRY NIGHTS マイ・ブルーベリー・ナイツ [映画]

マイ・ブルーベリー・ナイツ  2007年 香港/中国/フランス
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デイヴィット・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン
2007年度カンヌ国際映画祭オープニング作品

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NYで失恋した女性がアメリカを横断しながら失恋を忘れようと、忙しく働きながら自分を見つめ直すというラブストーリー。

グラミー賞受賞歌手のノラ・ジョーンズとジュード・ロウの組み合わせ。監督がウォン・カーウァイ。もう、たまらなく見たくて見た作品。ウォン・カーウァイの映画は『恋する惑星』、『天使の涙』しか見ていない。『ブエノスアイレス』や『2046』も見ていない。ウォン・カーウァイの映画はセリフがクサいという印象。今回は全編英語だという事で、英語ならそうはならないのかと思い、興味はますます強くなる。ロードームービー風のラブストーリというのはラブストーリーの雰囲気を壊すのじゃないかと不安もありながら、見に行ってきました。

NYのジェレミー(ジュード・ロウ)のカフェにエリザベス(ノラ・ジョーンズ)が来る。NYのカフェで忙しそうに働くジェレミーのシーン、近くに電車が通り、雑踏を表すシーンはウォンカーウァイ独特でNYではなく香港に見える。そして、セリフは英語になってもやはりクサい。(でも、それがクセになってしまうのだけれども…。)。歌手を主演に起用するのも独特。そして、ウォン・カーウァイの映像は相変わらず、まるで、泥酔した時に見える様なぼんやりとした映像とスカッとした映像が入り混じり、映像に酔ってしまう。エリザベスが働く場所でいろいろな人の恋を見る。そのいろいろな恋に今までの自分の恋を乗せながら見たりするのも楽しみの一つ。エリザベスに出会う人々は自分の気持ちに素直過ぎてしまう。そして、後悔する。ナタリー・ポートマンは相変わらず、演技が上手だったかな?もちろん、ノラだって、初主演とは思えないくらい自然な演技だし、ジュード・ロウは今までの作品にない程。ソフトでブルベリーパイに解けていくアイスクリームの様に映画に溶け込んでいる。途中で流れる曲はノラ・ジョーンズの曲だったり、オーティスの曲だったり、選曲もなかなか。NYから離れて何日、何マイルと表示される映像はまるで雑誌の中のワンページの様だったりする。ファーストシーンとラストシーンでブルーベリーパイにアイスクリームが溶けていくシーンでは背筋がゾクッとしてしまった。ロードムービーでも雰囲気の壊れないラブストーリーでした。

と、いう事でどのエピソードもどの映像もかなり気に入りました。
やっぱり、ウォン・カーウァイの映画はクセになる・・・・・。
オフィシャルサイト:http://www.blueberry-movie.com/

マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック

マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,カサンドラ・ウィルソン,ハロー・ストレンシャー,キャット・パワー,ノラ・ジョーンズ,オーティス・レディング,ルース・ブラウン,ライ・クーダー,メイヴィス・ステイプルズ,グスタヴォ・サンタオラージャ,続木力
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: CD


これは買っちゃいました・・・。

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L change the World [映画]

L change the World 2008年 日本

監督:中田秀夫
出演:松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子、鶴見辰吾、高嶋政伸

「デスノート」のスピンオフムービー。
最期の23日間をLがどう過ごしていたのか。
出演者を見たら一発で分かってしまうと思うが、「デスノート」とはほぼ関係のない内容。
だからといって、「デスノート」を見た事がないと、意味が分かるかどうかは微妙。
Lの違った面が見られます。
女の子を抱き上げて、「よく頑張ったね…。」と、いうシーンが好き。
映画が終わるクレジットを見て、中田監督という事を知った。なので、ちょっと、納得。

Lが好きな方、松山ケンイチのファンの方、「デスノート」にハマッている方限定でオススメです。

私はもちろん、これもamazonで買っちゃいましたけど…。
           ↓


It Is Time for a Love Revolution

It Is Time for a Love Revolution

  • アーティスト: Lenny Kravitz
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2008/02/05
  • メディア: CD



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